猫の病気の見分け方 8
・慢性膵炎
前述したように、胆汁、膵液の分泌障害が原因で、脂肪性の下痢便、腸蠕動の元進が見られます。
・急性膵炎
はっきりした原因は不明ですが、突然、激しい嘔吐と下痢を起こします。
・腎炎
腎臓の組織に炎症を起こす病気で、炎症の始まった部位によって糸球体腎炎、闇質性腎炎、腎孟腎炎などに分けられて、多尿、乏尿、排尿の異常などが見られます。
・腎不全
膀胱や尿道に異常がある場合、腎臓が悪く機能が正常でない場合、心臓など腎臓以外に異常のある場合などの原因による病気で、その症状によって急性腎不全、慢性腎不全があります。
急性腎不全は、飲水量、尿量が減少して、まったく尿が出なくなることもあり、嘔吐、体温下降、痙攣などが加わって尿毒症になります。
慢性腎不全では、多尿を伴って、症状が出たり消えたりして、慢性の経過をとることが少なくありません。
・糖尿病
前述のようにホルモンの分泌異常で起こる病気で、病状の進行につれて、呼吸数の増加、嘔吐、脱水などが見られます。
・尿崩症
下垂体から抗利尿ホルモンが分泌されないため、腎臓が水分を再吸収できなくなって、永続的に多尿が起こる慢性の病気で、多量の水を飲むと嘔吐することがあります。